2008年7月30日

トライデント



とある日本の会社がデリー事務所の開所式をやるということでグルガオンにあるトライデントというホテルへ行った。
車を降りて建物の入り口までに非常に綺麗で整備されている庭がある。建物内はインドらしい装飾品が全くなく違う国へ来たような感じを受けるほどだ。宿泊している人はほとんどが欧米の人で、相当高そうな雰囲気である。車も高級車ばかり。
ただし、出てきた食事はインド料理であった・・。

2008年7月28日

スタバのコーヒー


スターバックスのお店は見かけないがコーヒーは売っている。
カプチーノ、カフェオレ、キャラメルの3種類がマーケットに瓶で置いてある。コーヒーより紅茶の国なのでなかなかコーヒーを飲む機会がないが、たまに無性に飲みたくなるので購入している。1本300円ほどと高い。どこで製造されたのかは不明。本物だとは思うが・・。

2008年7月27日

カバリヤ


7月になるとオレンジ色の服を着たヒンドゥー教徒がたくさん歩いているのを見かける。
聞くとインド版の御遍路でガンジス川の聖水をデリー近郊の寺院まで200km歩いて運ぶそうでカバリヤと呼ばれている。聖なる水を地面につけたりぶつけたりすると御利益がなくなり終了になる。道端には休憩所があちこちにあり、無料で食事や休憩が出来るようになっている。
この炎天下に数週間かけて200kmも歩くのは厳しいと思われ、熱心なヒンドゥー教徒しかやらないらしい。
写真の赤い袋にガンジス川の聖なる水が入っている

2008年7月26日

中華料理屋


アパートから車で15分の中華料理屋。
世界中どこにでも中華料理屋は有るそうだが、高級店らしく飾りなど豪華であった。テーブルもちゃんと回転テーブルである。来ている人もお金持ちそうなインド人ばかりである。
出てきた料理は春巻きやシュウマイ、ハッカヌードルなどと煮魚も出てきた。スズキに似た魚で、インドで初めて食べた魚のような気がするが、どこで釣ったかどうやって運んできたか気になるところ。ヤムナー川で釣ったのではないことを祈りつつ食べた。
ちょっと高いので頻繁には行けないが、たまに行くには良さそうなところである。

2008年7月22日

家の建築現場

インドの家は3階建てが多い。一応鉄筋コンクリートで柱を作ってある。しかし壁はレンガを積み上げているだけで、筋交いもなく地震が起きたら崩れそうである。
写真のように足場も細い木で組んであり、直ぐに崩れそうだ。このような場所で働いている人の賃金は日本円で日当300円前後。非常に安い。ただし管理で来ていない・経験豊富な人はドバイに出稼ぎに行くということで工期遅れは当たり前である。建築現場には女性も多く、土やレンガを頭に載せて運んでいる。一輪車やコンベアという物はないらしく全て人力。
またデリー市内に大型トラックは21時以降しか入れないので、ミキサー車が来ての工事を21時以降にやることがあり非常にうるさいくて寝られない時がある。暑いので夜中に工事する方が良いようだが近所迷惑である。
大きい建築現場だと建築途中その場所に住み着く人もたくさんいる。資材のレンガを積んでそれぞれ勝手に小屋を作り住んでしまう。そういう人たちは建築現場を渡り歩いて生活しているようだ。

ちなみに階数の数え方はヨーロッパ式で日本で言う1階がグランドフロアー(GF)、2階が1階(FF)となる。

2008年7月20日

インド料理屋 3軒目


アパートから車で20分ぐらいの所のNewFriendsマーケットのインド料理屋。
ここのマーケットには日本・イタリア・タイとインド料理屋が揃っている。先日会社帰りにここのインド料理屋に行った。カレー以外の料理をいろいろ食べたがハッカヌードルは焼きそばに似ていて美味。マッシュルームのから揚げも美味しかった。平日の夜10時にも関わらず席は満席。仕事をしなくても良い上流階級の人が食べに来ていると思われる。
向かいにあるイタリヤ料理屋もパスタ・ピザが美味しいが、インドの音楽が大きい音で流れていてすこし騒々しい。
また、ここのマーケットは食べる所がいろいろあって良いのだが、物乞いが多いのが難点。

2008年7月19日

携帯電話



携帯電話は固定電話が普及する前に登場したのでかなり普及している。
会社の事務所にも固定電話は置いてなく、スタッフは携帯電話で仕事をしている。日本人駐在員も携帯電話は支給される。もちろん個人利用は自己負担。金額は日本と比べると非常に安く、海外通話でも1分で30円程度だ。ただしインドの価値から考えると高い。また外国人はSimカードは買えないらしく全て会社の名義となっている。
インドでも3Gサービスを始めた様だが、繋がったり繋がらなかったり安定していない。2Gでも掛からない時がたまにある。またアグラやムンバイなど離れたところに行ったときにはインドの国番号91を付けないと掛からない。最初は戸惑う。
電話機はノキアやソニーエリクソン、モトローラを持っている人が圧倒的に多い。日本メーカーは皆無。会社の支給機は一番安いノキア製。カメラもなにも付いていないモデルだ。個人で別のを買って使う人も多い。

2008年7月15日

オベロイホテル



日本へ帰任する人の見送りでオベロイホテルへ行った。
帰任者は引越し荷物を出した後アパートを引き払い、最後の数日はホテルで過ごす。最終日17時ごろ空港へ向かうが1時間ほど前に有志でホテルのラウンジに集まり見送りをするのが恒例。
オベロイホテルはインド地場の高級ホテルで、アパートから車で10分ぐらいのところにある。上階からの眺めは結構良いと評判だ。インドのホテル代は高いがここも例に漏れずシングルで1泊4万円と日本並みかそれ以上である。
1階にはルイヴィトン、グッチ、エルメス、ブルガリ、ディオールと高級ブランドのお店が並ぶ。買い物をしているインド人は結構多い。やはりお金持ちは日本と同じくらいの人数がいるようだ。

2008年7月13日

有料道路


通勤で毎日有料道路を通る。ヤムナー川に掛かる橋で、日本のODAで作ったそうだ。したがって他の道路と比べるとフラットで街灯もガードレールもありここだけ日本と変わらない。料金所も日本と同じような感じだ。料金は現金とICカードとで払える。ちなみに1回Rs20(約55円)で相当渋滞を回避できる。通勤時間は行き40分、帰りが1時間強。会社まで40kmあるのを考えればまあまあ早い。橋ができる前は帰り2時間が当たり前だったそうだ。
ICカードは日本のSUICAのようにかざして支払う。会社から支給されたICカードでいつも払っているが、残高が減ったときは自分で追加しなければならない。
先日は急に残高が0になり、ゲートが開かなかった。残高管理がルーズで残高表示が正確でなく、まだ残高があると思っていたら急に何日分も一気に引かれ通れないことがある。ICカードのゲートが開かなかった場合はバックして現金で支払うゲートへ行く。暫定で現金払いして通してくれるなんてことはない。

※インドでは公共の場所での写真撮影は禁止されている。空港や高速道路、駅などは禁止。ライフルや自動小銃を持った軍人・警備員も多い。(パキスタンと)戦争中の国だということを意識させられる。

2008年7月12日

お風呂



住んでいるアパートは各寝室にシャワーとトイレ、洗面が付いていている。1室だけにはバスタブを付けてもらった。基本的にバスタブはやはり外国なので浅く寝そべるような形状。一応お湯につかる事はできる。栓がきっちり出来ずちょろちょろ漏れるのがインドらしい。
お湯はギザと呼ばれる電気湯沸かし器兼タンクから供給される。ギザはお風呂のあるシャワールームに一番大きい物をつけてもらった。80Lぐらいの容量がある。便器の真上に付いているが最初は熱湯が漏れてきてキケンであった。現在はOK。日中45℃ぐらいまで気温が上がっているときはギザは不要。タンクは屋上にあるのでどの蛇口からもお湯が出る。
水はポンプの故障や断水でよく止まる。どの家もそうらしい。断水でしょうがなくペットボトルの水で頭を洗ったり、トイレに使ったりとよく聞く。ペットボトルの買い置きは必須。

2008年7月11日

FRRO


インドに駐在する人は入国後2週間以内にFRROに行って外国人登録をしなければならない。FRROとはForeigner's Regional Registration Offices の略。
赴任したときに一度行ったが、ビザを取り直したため再度行くことになった。
事前にパスポートと写真を渡しておけば会社手配の旅行代理店が朝6時から並んで順番を取ってくれていて、開始と同時に手続きをしてくれる。ただし今回は周辺が停電でかつ発電機も故障していたらしく、事務所の開く時間が9時のはずが10時であった。開いた後、冷房のない狭い部屋で1時間ぐらい汗をかきながら待つ。書類何枚かにサインをして、最後に顔写真の照合をしながら登録書をもらって完了。
アメリカのように面接等はないが、本人が行かないといけない。当然いろいろな国の人が来ているが、アジア系では日本人より韓国人が多い。ネパールからの出稼ぎ者も多いそうだ(日本人からみるとインド人とネパール人の見分けはつかない)。
登録するとインドで税金を払わなければならない。税金を引かれた後の給料しか知らされていないので納めている金額は不明。また今年は日本の住民税も払っている。1/1付けで日本に住民票があると1年間支払い義務がある。帰任を1月2日にするとほぼ1年免除という具合になるらしい。

2008年7月9日

ロケーションフリー導入


一時帰国時に買ったソニーのロケーションフリーを導入した。
日本に送信機、インドに受信機をつけるとインドで日本のテレビが見られ、HDDレコーダーも遠隔操作して録画番組が見られるという物だ。回線はADSL以上のインターネットを使用。
実際使うと画質はVHSの3倍速並みだが日本のテレビが見られて良い。HDDレコーダーで録画すれば、時差に関係なく見ることが出来る。
今回日本にソニーのブルーレイHDDレコーダーを買った。ブルーレイは必要なかったがソニーにはキーワードを登録しておくと関係ある番組を検索して録画しておいてくれる機能があり、例えば”ポケットモンスター”と入れておけば自動でポケモン関係すべて録画する。この機能の為にソニーにした。高かったが子供用には便利だと思い購入。無線LANがあればPSPでも見られるらしい。
今まで日本の番組はNHKワールドしか見られなかったが、これで何でも見られるようになった。

2008年7月5日

日本に一時帰国

休暇を取って日本へ一時帰国した。
飛行機は往復JALの直行便。デリー発は19:35で深夜便となる。空港は改装中で少し綺麗になってきた。まず預け荷物のチェックをしカウンターへ。日本語の話せるインド人スタッフがいる。カウンターで札をもらって手荷物に付けなければならない。手荷物検査後札に印が押してないと飛行機に乗れない。出国カードも細かく書く必要がある。これだけはインド特有。無事出国手続きが終わると大した土産物屋もないので搭乗。エコノミーだが空いていたので3人分の席を使って横になれた。空いていればビジネス並みに快適。ただし食事はいまいちでとても食べられない。出発前に空港で食べておくのが無難。朝7時ごろ成田着。早速おにぎりを購入。
帰りの便は成田12:40発。冬だと10:40発と偏西風の影響で時間が異なる。インドへ向かうときの食事はまあまあ食べられる。デリー到着後イミグレ等いろいろあるが、インド人は相変わらず並ばない人が多い。こういうところでインドに来た実感が沸く。